最近、よく使われだした「チー牛」という言葉。
この単語を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
チー牛と聞くとすき家の「とろ~り3種のチーズ牛丼」をイメージしている方もいるかもしれませんが、実は最初につかわれた時はそういう意味ではないんです。
そこで今回は、
●チー牛の意味は何なのか
●いつから使われだしたのか
●チーズ牛丼の売上はどうなったのか
まとめてみました。
チー牛とは
チー牛の意味
チー牛とは、「チーズ牛丼を頼みそうな顔をしている人」という意味です。
「塩顔」や「キツネ顔」と同じように見た目の雰囲気を表すときに使われています。
「チーズ牛丼を頼みそうな顔をしている人」がどういう人かというと、
一般的に使われている、「陰キャ」、「イケてない人」
といった人物のことです。
「チーズ牛丼を頼みそうな顔をしている人」の画像はこれです。
何となくイメージができるのではないでしょうか。
チー牛の読み方
チー牛という言葉が出てきたときに話題になるのが読み方です。
「チーうし」、「チーぎゅう」という二つの読み方のどっち?ということですが、
正しくは、『ちーぎゅう』 です。
すき家のメニューの「三種のチーズ牛丼」からきているので、『ちーぎゅう』ですね。
ブランド牛で松坂牛(まつさかうし)や宮崎牛(みやざきうし)がいるので、チー牛(ちーうし)と間違う人もいるのだと思います。
チー牛はいつから使われだしたのか
チー牛の元ネタと特徴
チー牛の元ネタは、「いびりょ」氏が2008年に描いたイラストです。
チー牛が広まったのは某掲示板での書き込みがきっかけと言われています。
この時に陰キャの特徴と一緒に「三色チーズ牛丼」を頼んでいるイラストが書き込まれたのがきっかけとなりました。
そこから、チー牛=チーズ牛丼を頼みそうな雰囲気をしている人という言葉になりました。
チー牛の特徴としては、
・煙草を吸わない
・ギャンブルをやらない
・低身長
・実年齢にそぐわず、中学生のような幼い顔つき
・そして精神的にも幼い
・覇気のない顔
・極度に度が強いメガネをかけている
・覇気のない顔
・アデノイド顔貌(口呼吸癖で口が出っ張ってる)
などがあげられます。
塩顔やキツネ顔などと比べるとあまり良い意味ではなく、どちらかと「悪口」として使用されることが多いです。
すき家の「三色チーズ牛丼」は、男であればみんな好きなメニューだと思うのですき家で頼んでいる人の全員がチー牛ということではありません。
チー牛という言葉はいつから流行りだしたのか
一番最初に陰キャの特徴とイラストが使われたのは2018年7月19日ですが、その頃は一般には定着していなかったですよね。
そこでどのあたりから流行りだしたのか調べてみました。
某掲示板などではしばらく使用されておらず一気にイラストが認知されだしたのは、2019年5月21日に書き込まれた時からです。
なんj(なんでも実況j)の【なんで三種のチーズ牛丼ってキモオタ御用達みたいになってんの】というスレにイラストが投稿されると、
そのイラストに対するコメントがかなり多く、チーズ牛丼=煽りということが定着したみたいです。
チー牛のネタ画像
整形せずチー牛が取りうる範囲内
(染髪、コンタクト、イヤリング、ネックネス、タバコ、眉毛調節) pic.twitter.com/M29c1v5ctU— 三肖∠二゛む (@erasing_eraser) June 9, 2020
https://twitter.com/nky_uuuuu/status/1271396970695819264?s=20じゃあなんすか
チー牛はお嬢様部やっちゃいけないって事すか pic.twitter.com/g2YbJeraUq— ICUお嬢様部 (@ICU_ojou) June 13, 2020
友人が「おれがネットで一番チー牛だ」と言っていたので比較画像貼っておきますね pic.twitter.com/4t1vCm4NYE
— よくしゃべる鹿 (@Talking_deer_) June 3, 2020
店員「いらっしゃいませ〜」チー牛「…」スッ…ワイ「くるぞ…」 pic.twitter.com/Q7srHVmG6P
— 2ch迷スレ集 (@2chmeisure) April 22, 2020
まとめ
最近使われているチー牛について調べてみましたが、かなり浸透している感じでした。
やはり最初は悪口として使われていた言葉のようでしたが、今では自虐として使用している人もいるようです。
これをきっかけにすき家の「とろ~り3種のチーズ牛丼」を食べにいくことが増えた人もいるようで、お店側としてはありがたいのではないでしょうか。
皆さんも機会があれば、ぜひ「とろ~り3種のチーズ牛丼」を食べに行ってくださいね。