トランスジェンダー、トイレや更衣室の問題はどうする?日本女子大の受け入れ理由は?開始はいつから?

     
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日本女子大がトランスジェンダーの学生を受け入れることが決りました。

1948年に大学が設置されてから初めてのこととなります。

戸籍上では性別を男性と定められている学生が入学することに問題はないのでしょうか。

また、受け入れ理由や今まで使っていたトイレなどはどうなるのでしょうか?

今後の大学の対応やトランスジェンダーが入学することによる問題をまとめてみます。

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日本女子大とは

日本女子大とは、正式には日本女子大学といい明治時代に「日本女子大学校」として創立されました。

女性に教養は必要ないと考えられていた時代に「女子を人として教育すること」、「女子を婦人として教育すること」、「女子を国民として教育すること」という精神のもと、成瀬仁蔵が創立者となりました。

1948年に起きた学制改革により新たに「日本女子大学」が発足し、これまでに様々な学部が設置されました。

2020年度の5月時点で6000人以上の学生が所属しており、かなり大きい私立大学となっています。

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トランスジェンダーとは

トランスジェンダーとは、自分が生まれたときの性別と自分が認識している心の性別が一致していないが、外科的手術は望んでいない人のことです。

トランスはラテン語で「乗り越えるという」意味で、英語で「社会的性別」という意味の「ジェンダー」をと合体してできた言葉です。【LGBT】の【T】の部分に該当します。

性同一性障害との違いですが、性同一性障害は医師が診断するのに対し、トランスジェンダーは医師が診断せず本人が自分の性別をどう感じているかという「自認」のため、人から診断されるのものではありません。トランスジェンダーと性同一性障害は同じという認識も増えているそうです。

ちなみに医師に性同一性障害ということを診断されなければ性別適合性手術を受けられません。

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日本女子大学の方針

日本女子大学は数年前からトランスジェンダーの受け入れを検討していましたが、2024年度からトランスジェンダーの学生を受け入れることを発表しました。

大学側が出した声明文はこちらです。

日本女子大学では、2024 年度入学より、自らの性自認に基づき本学で学びたいと希望をするトランスジェンダーの方*に受験資格を認めることを決定しました。

成瀬仁蔵は、「女子は学なきをよし」とする考えの強い封建的な時代に、「女子を人として、婦人として、国民として教育する」という理念を掲げて本学を創設いたしました。時代は変わって、女性の進学率は大幅に上昇し、社会的活躍の場も広がりました。しかし、今なお日本はジェンダーギャップ指数**において、諸国の中では下位に甘んじており、女性が社会のあらゆる場面で真の参画を果たしていくことに向けて、成瀬の掲げた理念が色あせることはありません。

一方、今日、性とは男女二元で論ずることはできず、実に多様であるということが認識されるようになりました。それは「女性」自体が多様であるということも意味します。そこで、本学では「女性」を再定義し、トランスジェンダーの方*もこの定義の中で共に学んでいただくこととしました。多様な人が尊重され、包摂される社会を形成する立役者としての「女性当事者」を力づけるためです。それは同時に、在籍するすべての学生を力づけることを意味します。様々な違いがあっても不当な扱いを受けることのない、人権の尊重される社会の実現に貢献する女性の育成に努めることが本学の使命であると考えています。

すでにガイドラインやマニュアル等の整備はすすんでおりますが、受け入れ時期が 4 年後であるのは、この時間をかけて本学の決定を学内外の皆様に十分知っていただき、すべての学生が入学時に、本学で性自認が女性であるトランスジェンダー学生も共に学ぶと理解していることを重視するためです。また、その時間を使って学内の準備を整えるとともに、構成メンバー間の対話と理解を進めるべく計画しております。

違いがあっても不当な扱いを受けない尊重される社会の実現に貢献するためにトランスジェンダーの受け入れを決めたとのことです。

 

今回は、日本女子大でしたが、すでにトランスジェンダーの受け入れをしている大学もあります。

・お茶の水女子大学(2020年度から)

・奈良女子大学(2020年度から)

・宮城学院女子大学(2021年度から)

日本女子大のトランスジェンダー受け入れは4つ目の大学ということになります。

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トランスジェンダーのトイレや更衣室はどうなる

女子大におけるトランスジェンダーの受け入れる際の一番の問題点は、更衣室やトイレといった場所の問題です。

今までは女子学生しか使っていなかった場所を身体が男性のトランスジェンダーが使うにはどうするのかということです。

既に受け入れをしているお茶の水女子大の対応をまとめます。

 

・大学出願時

出願前の事前相談、出願資格の確認(性自認が女性であることの確認)

・相談窓口の設置

全ての学生、職員がトランスジェンダーに関する相談ができる。その際は、口外せず情報が漏れないようにする。

・定期健康診断

個別に受診可能

・トイレ

学生の出願前の事前相談に相談しどのようにするか決める。また誰でも利用できる「誰でもトイレ」を使用する。

・更衣室

共用更衣室(個室あり)や「誰でもトイレ」を使用する。

 

他にも様々なことがありますが、主だったところでいうと上記のような対応となっています。

トイレや更衣室は誰でも使用することのできる場所を使用するという認識ですね。

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トランスジェンダーの受け入れ問題は

日本だけでなく海外などでもトランスジェンダーを受け入れている学校や企業はあります。

そいういった施設を見ると、性別関係なく使用できるトイレの設置や個室で着替えることのできるスペースなども設置し対応しています。

しかし、当事者の問題だけではなく、周りの女性からは「どこから見ても男性と思える人が女性の場所を使っている」といった声や、「戸籍上は男子となっている人と同じ部屋で着替えるのは怖い」などという声もあがっています。

周りに一緒にいる女性が恐怖を感じるという問題は解決が難しそうです。

 

トランスジェンダーによる性犯罪も

スコットランドでトランスジェンダーなった18歳の元男性が10歳の少女を強姦するという事件が起きています。

この件では、犯人の精神的問題などから実刑は下りませんでした。

イギリスではトランスジェンダーと主張し女性刑務所に収監されていた女性二人を性暴行した問題も起きました。

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この件に対して世間の声は

そもそも共学にすればよいといった声や、女子からするとトランスジェンダーとして入学されるのは怖いといった声がありました。

日本ではまだトランスジェンダーという言葉が浸透していないので、いろいろな意見がありますね。

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まとめ

日本女子大がトランスジェンダーの受け入れを発表というニュースが流れたのでまとめてみました。

この問題は今後もいろいろと議論されるでしょうが、これによって犯罪やいじめなどにつながらないよう対応してもらいたいです。

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