二十歳になった天皇皇后両陛下の長女の愛子さまが、2月17日に成年の行事に臨まれるようです。
女性皇族の成年行事の象徴とも言えるのが着用されるティアラではないでしょうか。
コロナの関係もあり、愛子さまのティアラの予算が無いとの報道も…。
今回は、愛子さまが使用されるティアラの写真や値段についてご紹介します。
愛子さまのティアラについて
愛子さまが成年行事に望まれる際に使用するティアラは、伯母の黒田清子さんのものを借りることになっています。

これはコロナウイルス流行による国民の苦難のことも考え、ティアラを新調しないと考えたためです。
そのため愛子様が使用されるティアラは黒田清子さんが使用していたものと同じものになります。
愛子さまのティアラの写真
こちらが愛子様が着用されるティアラの写真です。


このティアラは1989年に黒田清子さんが二十歳を迎えられた時に作られたものです。
黒田清子さんのティアラはミキモト製で、30年以上前のティアラですが現在でも見劣りせず装飾なども印象的ですね。
黒田清子さんのティアラの場合はご両親である上皇ご夫妻の私有財産から費用が支払われたので、現在でもご本人が所有しています。
愛子さまのティアラの値段はいくら?

愛子様が使用されるティアラの値段は、いくらぐらいでしょうか。
正確な値段は明かされていませんが、同じく女性皇族である眞子さまと佳子さまのティアラの値段が、
眞子さま:2856万円
佳子さま:2793万円
ということも考えると、黒田清子さんのものも3000万円前後であると推測できます。
ティアラ・イヤリング・ネックレスを合わせた値段です。
皇族家のティアラについて、こういった記事もありました。
内親王と女王というご身位の違いによって、ティアラの金額も異なる。
引用元:https://dot.asahi.com/dot/2021111900025.html?page=3
皇室にも格の違いというものはあるようですね。
もしかすると、上皇ご夫妻の娘であった黒田清子さんのティアラは、眞子さまや佳子さまのティアラよりも少し高価であるかもしれません。
愛子さまの辞退理由は予算だけじゃない?

愛子様が黒田清子さんのティアラを借用した理由はコロナ禍による国民生活などを考慮したとのことでした。
黒田清子さんのティアラを借用されたのは予算のほかに、
他の女性皇族との差別化
という理由もあるそうです。
皇族の身位としては当時の眞子さま・佳子さまと変わりませんが、天皇の娘である愛子さまと宮家の娘である眞子さま・佳子さまでは立場が異なるそうです。

黒田清子さんは、上皇ご夫妻の長女でいらっしゃる。そして今の両陛下の長女でいらっしゃる愛子さま。黒田さんのティアラをお借りするのが一番ふさわしいとお考えになったのではないでしょうか。そういった意味では眞子さんや佳子さまよりも格が上のような形でのティアラをつけられることになる。
引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/271683
差別化という意味でも、天皇の娘であった黒田清子さんのティアラを借用する理由の一つとなったかもしれませんね。
実際に借用されるというニュースは海外でも報道されるほどで、愛子さまが決断されたことは正しかったのではないでしょうか。
まとめ
愛子さまが着用されるティアラの写真と値段についてまとめました。
愛子さまが成年皇族として皇族行事に出席される場合のことなども考えると、どこかのタイミングでご自身のティアラを製作されるかもしれませんね。
もしそうなった場合は、愛子さまがどのようなティアラを製作されるのか楽しみですね。