新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されて半年以上が経ちました。
現在では高齢者だけでなく10代や20代の若い人たちでも接種している人が多くなっています。
これからワクチンを接種しようと思っている人たちの中には「ワクチンの針は痛いのでは?」と不安になっている方もいるのではないでしょうか?
そこでワクチンの針は痛いのか痛くないのか、針の太さや長さについてまとめます。
コロナワクチンについて
2021年9月現在、日本で接種できるコロナワクチンは「ファイザー製」「モデルナ製」「アストラゼネカ製」の3種類となっています。
それぞれのワクチンで有効性などが違いますが、どのワクチンを打つかは各自治体によって異なっています。
接種対象者と接種方法はこのようになっています。
ワクチン名 | 接種対象者 | 接種方法 |
---|---|---|
ファイザー | 12歳以上 | 三角筋(上腕の筋肉)に、1回0.3mLを筋肉注射 |
モデルナ | 12歳以上 | 三角筋(上腕の筋肉)に、1回0.5mLを筋肉注射 |
アストラゼネカ | 原則40歳以上 | 三角筋(上腕の筋肉)に、1回0.5mLを筋肉注射 |
各ワクチンの有用性、副反応等については厚生労働省の新型コロナワクチン専用サイトにて掲載されていますので、そちらからご確認ください。
ワクチンの針は痛い?痛くない?
一番気になるワクチンの針は痛い?痛くない?ということですが、ネット上ではワクチン注射されたときの針の痛さについて様々な声があがっているようです。
痛い派の意見
ワクチンの針が痛いと感じた人は「チクッ」とした痛みの方が多かったようです。
耐えられないほどの痛みというわけではなさそうですが、痛くなかったという意見を信じていた人は、「チクッ」とした痛みに少し驚くのかもしれませんね。
痛くない派の意見
ワクチンの針が痛いという声よりも痛くないという声のほうが多かったように感じます。
人によって痛みの感じ方は違うとは思いますが、点滴などに比べて痛くないという声や全く痛くなかったという声があります。
ネット上にはワクチンの針が痛い、痛くないという両方の声がありました。
ご本人の痛みの感じ方や注射をしてくれるお医者さんの腕によっては痛いと感じる人もいるということは覚えておくといいかもしれません。
ワクチンの針の太さや長さは?
人によってワクチンの針が痛い、痛くないという人がいることは分かりましたが、実際の針の太さや長さはどのぐらいなのでしょうか?
ワクチンを打つ前に針の太さと長さを知っておくだけでも気持ちが違うかもしれません。
最後にコロナワクチンの注射針の太さと長さをご紹介します。
コロナワクチンの注射針については、
太さ 25G
(外径 0.51mm・肉厚 0.125mm・内径 0.26mm)
長さ 25mm
のものを通常は使用しています。
※年齢や体格に応じて変更があります。
これだけではどのぐらいか分からないと思いますので、普段使用している注射針と比べてみます。
健康診断の注射針
太さ 21G~22G
(外径 0.81mm・肉厚 0.15mm・内径 0.51mm~ 外径 0.71mm・肉厚 0.15mm・内径 0.41mm )
献血の注射針
太さ 16G~17G
(外径 1.61mm・肉厚 0.18mm・内径 1.25mm~ 外径 1.48mm・肉厚 0.15mm・内径 1.12mm )
※G(ゲージ)の数値が大きくなるほど針の太さは細くなります。
こうして比べてみると、コロナワクチンの針の太さは普段使用している注射針よりもかなり細いことが分かります!
外径が0.51mmの細さであれば注射痕もほとんど分からないですね。
献血などに慣れている方であれば痛みを感じない人もいるのではないでしょうか。
まとめ
今回はコロナワクチンの針の痛みと太さ、長さについてご紹介しました。
色々な情報が飛び交っているので、ワクチンを打つ前はかなり不安になっている方が多いようですね。
ワクチンに使用している針は普段使用している注射針よりも細いので、注射の際の痛みについて不安な方は安心して良いかもしれません。
ご自身の健康状態や医師の方と相談しながらワクチン接種するようにしてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。