映画ETは主人公エリオットとETの関係をメインに物語が進んでいきますが、エリオットの家族の雰囲気に違和感を覚えたかたもいませんか?
実は感動の物語のようにみえてけっこう複雑な家族エピソードが色々とあるみたいなんです。
そこで今回はエリオットの母親メアリーや父親とサリーという女性との関係について解説してみます。
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E.T.のあらすじ
宇宙人E.T.と主人公エリオットが宇宙に帰るために力を合わせていくSF映画です。
スピルバーグ監督の代表作として大人気の映画となっています。
カリフォルニアの、とある森。球型宇宙船が不時着し、数体の宇宙人が現れた。彼らの目的は、地球上の植物をサンプル収集すること。そこに政府職員が駆けつけると、宇宙人たちは船に戻って飛びだってしまう。しかし、1体だけが地上に取り残されてしまった。
彼は森の近くに暮らす少年エリオットに発見されて匿われる。かくして、心優しい宇宙人と少年たちとの、心の交流が始まる。
宇宙人は「E.T.(エクストラ・テレストリアルの略)」と名付けられ、エリオットの親友として過ごす。E.T.は「ウチニ デンワ」して故郷の星に帰ることを望んでおり、エリオットはこれを叶えてやるためE.T.を郊外の森に連れ出し、通信機での交信を試みる。しかし、道に迷ったE.T.は川に落下し、瀕死状態になってしまい……。
出典:https://theriver.jp/et-guide/
エリオットの母親メアリーは離婚してる?
主人公エリオットの家庭は母親のメアリーが兄であるマイケル、妹のガーティそしてエリオットの父親の5人家族です。
ですが家族で夕食を食べているシーンでは唯一お父さんが登場しておらず、エリオットの「パパだったら信じてくれる」という言葉で母親メアリーが動揺しています。
パパはサリーとメキシコに行ったいう話があったとき、サリーって誰なの?って思いませんでしたか?
サリーって男の名前では無さそうですし、かなり複雑な家庭の感じがしますよね。
母親、父親、サリーの関係については明確には明かされていませんが、家族の雰囲気をみていると離婚しているか離婚間近ということが考えられますね。
そうであればメアリーがヒステリックになっている理由もわかりますし、エリオットが崩壊している家族から逃げてE.T.と自身の居場所を探しているた理由も納得できます。
父親とメキシコに行ったサリーは誰?
それでは父親とメキシコに行ったサリーとはいったい誰なのでしょうか。
エリオット一家の感じからすると、サリーについては全くいいように思ってなさそうでしたよね。
作品内では父親やサリーのことについて語れていないので考察としてお話します!
12/14はアメリカの女優 ディー・ウォレス(ディー・ウォレス・ストーン名義有)の誕生日(1948/12/14- )HAPPY BIRTHDAY!SFホラー好きには馴染み深い女優。 10/クリッター/さまよう魂たち/夜明けのゾンビ/ロード・オブ・セイラム etc
画像は
「サランドラ」
「ハウリング」
「E.T.」
「クジョー」 pic.twitter.com/9NIVemQqKA— きぬきぬ (@kineukineu) December 13, 2018
まずサリーと父親がメキシコに行った理由がプライベートか仕事かは分かりませんが、どちらにせよ愛人であることは変わりませんね。
子どもたちもサリーについて知っているようなので、サリーは家族と顔見知りという可能性が高いです。
一番考えられる可能性としては、サリーはエリオット家のベビーシッターだったということでしょうか。
ベビーシッターであれば、家族全員と親しいはずです。
もしくは同じ会社の同僚ですね。こちらであれば仕事でメキシコに行く理由にもなりますし、父親も堂々と一緒に旅立つことができます。
その場合は不倫のことで口論になっていたときに子どもたちにも話が伝わった可能性があります。
父親とサリーが理由で家族が複雑な関係になっていることは間違いなさそうです。
思春期の子供たちからするとかなり心に傷を負ってしまう経験ですね…。
E.T.が伝えた方メッセージ
E.T.は単なるSF映画として観ていたかたもいると思いますが、実はかなり深いメッセージがあったの知っていましたか?
スピルバーグ監督がE.T.を通して伝えたかったメッセージテーマは「両親の離婚」なんです!
SFはあくまで表面的な要素で、最後のE.T.とのお別れを告げるシーンは両親の離婚を受け入れたというメッセージでもあるんです。
こう聞くとかなり深い作品だったんだということが分かります。
日テレでスピルバーグの『E.T.』を放送。ファンタジーとして紹介されるが彼の映画のベースにあるのは優れた日常感覚。その説得力は子供の描写だけでなく、郊外に取り残された母子家庭の描き方に見られ、大人になりきれないでいる母親の寂しさである(ハロウィンの名場面)。そこに老人の宇宙人が来る
— Watabe Gen 渡部幻 (@geeen80) October 2, 2020
出会いがあれば別れもあるということを徐々に受け入れていき、ラストシーンではE.T.とお別れし母親を許すことで自分の居場所を見つけるきっかけになったようですね。
最初のエリオットの父親が愛人とともにメキシコへ去っていったのは、エリオットのが成長していく上で大事なシーンだったんですね。
スピルバーグ監督も両親の離婚を経験していて主人公エリオットに自分の人生を重ねているのかもしれません。
まとめ
今回は「ET|エリオットの母親は離婚してる?サリーは誰で父親の不倫相手?」ということで、エリオットの家族関係、父親の愛人であるサリーについてまとめました。
複雑な離婚問題での子供の葛藤を主人公エリオットとSFを通して伝える奥深い作品ですね。
父親の愛人であるサリーの人物像や詳細について明かされていませんが、そういうところが無かったことで純粋に楽しめる作品となっています。
映画のメッセージを知ったうえで改めて見返すと違った印象を受けるのではないでしょうか。
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